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2005.03.22

元祖シベ超、野生の証明

BSで放送されていたのを久しぶりに見ました。
学生のころTVで流れる派手なCMにつられ劇場に足を運びました。
このころの角川映画は宣伝が上手でそこそこ費用を掛けた作品作りが話題になっていました。
どれも作品としてはいまひとつなじめないのですが、つい見始めて最後まで見てしまいました。

野生の証明 監督/佐藤純彌 1978年 角川映画

野生の証明も高倉健が主演でなければ大した作品ではなかったでしょう。
終盤、戦車が大量に出てくる海外ロケ場面など原作にはない物語展開ではったりをかませてくれます。
というより原作の小説とは違うものです。
こんな大掛かりなはったりがあるほど映画という虚構の世界は楽しくなるのですが。

改めて見直すと物語が破天荒なのは良しとしても登場人物の行動が支離滅裂でシベリア超特急のもとは一連の角川映画にあったのかと思いました。
そういえばマイクミズノこと水野晴郎がTVの映画劇場で解説をしていた時分、角川映画が放送される回では水野氏がべたぼめしていたことを思い出しました。

主人公味沢(高倉健)は自衛隊の特殊部隊の訓練中にある村で起きた大量殺人事件の現場に居合わせてしまいます。
その後自衛隊を辞めてからも味沢の行動は常に監視されています。
やがて政財界の大物、大場(三国連太郎)のからむ不正事件に巻き込まれた味沢は娘として引き取っていた薬師丸ひろ子とともにかつての自衛隊=特殊部隊に命を狙われることになります。

刑事(夏木勳)は味沢を殺人事件の犯人と思い彼を付回しています。

大場が寄こしたやくざに味沢が襲われたときに斧を投げ渡す刑事、受け取った斧でやくざの頭をぶち割る味沢。
味沢を人殺しと言い手錠をかける刑事(そんな、、)
このとき大場の息子(館ひろし)を人質にした味沢(武器はなし)になぜかやくざたちはまったく手出しできません。

その後刑事は味沢を連行すべく車を走らせるのですが途中悪徳刑事(中丸忠雄)に止められてしまいます。
そしてそこにトラックで現れたのは味沢をずっと見張っていた特殊隊員(原田大二郎)
刑事をマシンガンで蜂の巣にすると、刑事、味沢、ひろ子ちゃんは連行されます。

山の中腹の道路の外側に建てられた如何にもあとでなんか起きそうな小屋に閉じ込められた3人。
原田大二郎は無線で仲間を呼びます。

仲間がヘリで現れるとき小屋に置いてあったくいで味沢に串刺しにされる原田。
その後小屋を抜け出した味沢は小屋を爆破します。(やっぱり、あんな場所に普通小屋建てないよな)

特殊部隊の隊長(松方弘樹)
俺が味沢の始末するけんね、着くまで待ってろ!
と言ったのでしょうが、なんで悪徳刑事もろともマシンガンで蜂の巣にしとかなかったのでしょうか。
と言うより、味沢が除隊した時点で抹殺するべきでした。

この作品がTVではじめてオンエアされた時には途中音声が大分消されていました。
放送禁止用語というより自主規制されていた言葉が大分連発されていましたから。


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