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2004.11.09

クローン 自分探し フィリップ・K・ディック

フィリップ・K・ディックの描く未来は暗い世界です。

ブレードランナー、マイノリティ・リポート、トータル・リコールなど映像化されたものも暗いイメージです。
そして主人公の自分探しが物語の軸になっています。
ブレードランナーの成功でディックの映画はその後も続きましたが、ブレードランナーを越えた作品は無いと思います。ブレードランナーはラストが甘いとの評もありますが、それを差し引いてもその映像センスは優れていて作品を輝かせています。
その後のシュワちゃん、トム様の時は俺様映画となっていたのが残念でした。

クローン 2001年 監督ゲイリー・フレダー

主演のゲイリー・シニーズは良い役者ですが、主役には向いていないのではと思います。
少し花が足りないような気がします。
もっともディックの暗い世界ならではと主演に選ばれたのかもしれません。
もっとも作品のプロデユースは彼自身です、

フォレストガンプのダン中尉、
アポロ13の飛べないパイロット、
身代金の悪徳刑事、
スネークアイズの汚職軍人

どれも癖のある役ばかりですし、彼の風貌にあっていると思います。
私が好きなのは前者の2作品の役です。
逆境の状況にあって一時は自暴自棄になるのですが、主人公を助ける立場になります。
とくにフォレストガンプの戦場で両足を失ったダン中尉役での終盤の変化は感動ものです。

クローンでは天才科学者役で、クローン生物兵器の疑いをかけられながら逃亡する役です。
そしてラストには2度のどんでん返しが、、、、(シベリア超特急ではありません)

後味の悪いラストはディックの世界なのでしょうが、好きになれませんでした。
これを避けてブレードランナーはラストが変えられたのでしょう。
好みの分かれるところですね。

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