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2004.09.22

昭和歌謡大全集 原田芳雄は日本のマイケル・ケイン

邦画を見てよく思うのは、題材は良いのに何故いまいちな出来になってしまうのかという事です。

昭和歌謡大全集 篠原哲雄 監督  2003年

村上龍の原作を忠実に映画化していると思います。
長編小説では無いので映画にするのにも無理はなかったようです。

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昭和の世代には懐かしい歌がたくさん流れて物語は進みます。
おばさんと青年の殺し合い、お互いを敬遠する世代は相手を認められません。
また自分を認めてくれない相手は、この世から抹殺するべきものでしかないのです。
おばさんの方が年季あるぶん有利と見えましたが、追い詰められたねずみは何をするかは想像つきません。
泣き虫の子供も怒るととたんに凶暴になるのと同じです。

映像化されたものは小説のイメージほど豊かではありませんでした。
物語のテンポも悪く、せっかくの音楽が活きていませんでした。
ラストは博士の異常な愛情(キューブリック)を意識したのかもしれませんが、博士、がその題材の割に淡々としていたのに対し、この作品はみょうな生活感(とくにおばさん達)がありそれが爽快感の妨げになっていたのかも知れません。

主演の松田龍平に爆弾の造り方を教える金物屋のおやじ役で原田芳雄が出ています。
原田芳雄は色々な作品に出ています(年に2から3作)様々な作品(TV、映画問わず)
まるでマイケル・ケインみたいです。

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