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2004.09.10

ブルークラッシュ ベサニー・ハミルトンに敬意を!

サーフィン映画はいろいろありますがミュージックプロモーションビデオのようなこの作品の主人公は女性です。

ブルークラッシュ ジョン・ストックウェル監督 2002年 アメリカ

ハワイでホテルのメイドをしながらプロサーファーを目指しているアン・マリー(ケイト・ボスワース)は親がなく妹と2人の友人と共同生活しています。
以前、大波に巻かれたことがトラウマになり次のステップを踏めないでいます。
波に乗っている映像も迫力がありテンポが良く飽きさせません。
波に巻かれて海面へ顔を出そうとする場面など、経験がある人は見ていて息苦しくなるほど臨場感があり良く撮れています。

主人公と妹の設定はアニメのリロアンドスティッチに似ています。同じような黒人の大男も出てきて仲良くなるのも一緒です。リロアンドスティッチでもサーフィンの場面が出てきました。
黒人の大男はフットボールの選手で同じ選手仲間のマットたちにアンが波乗りのレッスンをする場面はとても楽しそうです。

物語の設定で、センチメンタルになりそうな要素は結構あるのですが、予想を裏切って軽く明るいままラストまで進んで行きます。物語のテンポを良くするため脚本もだいぶ変更になったのではないでしょうか。

海に行く前に友人とわいわい言いながら一緒に見るにはふさわしい映画です。

同じサーフィン映画のビッグウェンズデーは日本ではヒットしましたが、ベトナム戦争の徴兵や友人の死、恋人との別れ、墓場で戦死した友人の死を悼み泣く場面などセンチメンタルな部分が多かったため、本国では受けが悪かったそうです。日本人はこういうのが好きですが、、、
ビッグウェンズデーは私も大好きな映画で、この映画に出会わなければ波乗りを始めなかったと思います。

昨年TVのニュースで13歳の女の子がハワイでサーフィン中に鮫に襲われ左腕を失う事故が放送されていました。
彼女の名前はベサニー・ハミルトン ハワイに住むサーファーで将来はプロになるのが確実と言われていました。
besami.bmp

彼女を襲ったのは体長約14フィートの巨大鮫(タイガーシャーク)です。
そのニュースを見たときには彼女が再びサーフィンをするのは無理だろうととても気の毒に思っていました。
昨日たまたま放送されていたTVを見て驚きました、彼女は事故から1年もたたないうちに海に戻りサーフィンしたのです、そしてコンテストに出場し決勝まで進んだのです。
片腕でパドルし波を乗り越え、以前とは重心の違う身体でボードの上に立ち波に乗ることはどんなに大変なことでしょう。
自分の状態を受け入れ、なお前向きに挑戦した彼女を尊敬します。
そして日ごろ物事をネガティブに考えがちなことが多い自分を恥ずかしく思いました。

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