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2004.09.07

恋はオートバイに乗って! 醜聞(スキャンダル) 

黒澤作品常連の役者は毎回見事に違うタイプの役を演じています。
三船敏郎と志村喬は数多く共演していますが、作品ごとに新しい役で楽しませてくれます。

醜聞(スキャンダル)黒澤明監督 1950年

画家の青江一郎(三船敏郎)は声楽家の西条美也子(山口淑子)とたまたま温泉で居合わせたところを写真に撮られ週刊誌に掲載されてしまう。その記事の見出しが恋はオートバイに乗って!スキャンダルにしてはさわやかな見出しです。

真実でない記事に腹をたてた青江は週刊誌編集長 堀(小沢栄)をたずね殴ってしまう。
この場面でたけしのフライデー事件を思い出しました。
青江は裁判で堀と争うことになり、弁護士 蛭田乙吉(志村喬)に弁護を依頼する。

志村喬はスキャンダルでは弁護士役ですが、買収されたり、ばくち好きだったりと、酔いどれ天使の医者とは正反対の役です。ビルの屋上に事務所(小屋ですが)があります。後にTVや映画でこの設定はよく見かけます。

堀に買収され、娘の正子(桂木洋子)にそれをさとられてしまい、蛭田は青江の前で泣き崩れる。
「俺は犬だ、うじ虫だ、、」

クリスマスを祝う酒場で今年はだめだったが来年こそはまともになると誓う蛭田。
酒場に居合わせた客達がそれぞれの思いで共に歌う場面は名場面です。

バイクにまたがり、パイプをくわえた画家青江は他人を疑うことのないまっすぐな青年です。
三船敏郎もまた好いどれ天使のやくざとは正反対の役を演じています。
黒澤作品はなるべく予備知識無いまま見た方がより楽しめると思います。せいぜいDVDやビデオのジャケットの写真を見る程度で、、、
sengoku.bmp

青江の友人役のすみえを千石規子さんがとてもかわいらしい演じています。TVDr.コトー診療所の内つる子役などおばあちゃん役の方が私にはなじみ深いのですが、若い頃はとてもチャーミングな女優さんだったのですね。

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