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2004.07.03

DVD インファナル・アフェアで泣きたかった

この映画は予告編がとても良く出来てますね。
私も劇場でこの予告編を見たとき、編集のうまさとはったりの利かせ方は最高だと思いました。

そして本編、予告編ほどアクションシーンは多くなく、むしろドラマ重視のしっとりとした作品です。
潜入捜査官と警察に潜入したマフィアのスパイ。それぞれを香港のスター、トニー・レオンとアンディ・ラウが演じています。それぞれの環境によって行き方も変わり苦悩が生まれます。
映画を見た後にマーフィーの法則の一節を思い出しました。
樽一杯のきれいな水に一滴の汚水を入れると樽一杯の汚水が出来、樽一杯の汚水に一滴の清水を入れても樽一杯の汚水になる

映像はスタイリッシュで主人公達にも魅力はありますが、なにか物足りないのはなぜでしょう。
私は男達の挽歌なみの感動を期待したのですが、それには及びませんでした。香港ノワールはあの臭さが味だと思うのですが。
男達の挽歌、落ちぶれてかっての部下の自動車番をしている、チョウ・ユンファが地下駐車場でテイクアウトの弁当を食べながら、出所したティ・ロンと再会し抱き合い泣くシーンが印象的でした。
冒頭の屋台のちくわ?みたいなファストフードなどが印象に残っています。マッチ棒をくわえたチョウ・ユンファなど一歩間違えばただのおやじなのですが、成り上がりのやくざに雰囲気が出ていました。

インファナル・アフェアでは登場人物たちの生活様式、風景そのほか、香港らしさは徹底的に排除されています。
これも国際化なのでしょうか?

トニーの上司のウォン警視役の俳優(アンソニー・ウォン)が良い味出してます。
しかしこの人濃い顔立ちです、一度見たら絶対忘れない顔。敵のマフィアの子分だってあの顔は忘れないでしょう。
合掌、、

ブラッド・ピットがアメリカでリメイクするそうです。大金をかけて、はでなドンパチ作品を撮るんでしょうね。
ますます泣けそうにありません。

どうでも良い事でしたが、TVで劇団ひとりを見るたびにチョウ・ユンファを思い出すのは私だけでしょうか。


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Comments

 「男たちの挽歌」シリーズの荒削りの熱さは、確かにもはや21世紀の香港映画には望むべくもないようですね…。ただ、
>登場人物たちの生活様式、風景そのほか、香港らしさは徹底的に排除されています。
 というわけではないんです、実は。日本人の思いこんでいる「香港らしさ」とは異なる、まさに今このときの香港らしさが充満しているのがこの映画なのです。無線LANカードの普及、携帯電話とショートメッセージの使いこなしぶり、地下鉄内でも携帯が通じるのも香港ならではです。それとバッタ屋に並ぶ骨董品のような真空管アンプが同居しているのも香港ならではです。ラウとメリーの新居は確かにオシャレ~ですが、朝食はお粥ではなくメチャ甘のパイナップルパンを外で買ってくる…。ヤクザがナイトクラブで、出前のカップラーメンをかきこんでいる…まさに香港人のライフスタイルです。ガラス張りのビルの林立も、ビル屋上が舞台になるのも、最近の香港映画を看ていれば(おっまただな)とニヤリとさせられます。
 というわけで、映画を通してでいいから、もっともっと日本のみなさんに、いまこのときの香港の街を知ってほしいなあ、と痛切に思うのでした。長文失礼!

nancix様コメントいただきありがとうございます。
いやー目からうろこでした、、、私が香港へ行ったのはもう8年前です。勝手な思い込みはいけないですね。反省!でも泣きたかった、ほんとに、インファナルアフェア2ではどうでしょうか?

Posted by: nancix | 2004.07.11 at 12:54 AM

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