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2004.07.01

日本沈没 精進落としにふぐ、

小学生の時に、映画(日本沈没)を見たときに相当な衝撃を受けました。
特に東京大震災の場面で高層ビルから落ちたガラスが顔に刺さっている人や、車に挟まれている人を見たときは本当に恐ろしかったことを憶えています。
日本沈没は小松左京のベストセラー小説を映画化した東宝、1973年作品です。
監督森谷司郎、この作品が当たったので東宝は後にいくつものパニック映画※①を製作しましたが、この作品ほどの興業成績はあげられなかったようです。
上下2巻の長編小説を2時間20分に上手にまとめてあります。
主人公小野寺(藤岡弘)の操縦する深海潜水艇わだつみ(潜行可能深度1万メートル!)※②のデザインもすぐれています。CGなど無かった頃の東宝の特撮技術の本領が発揮された映画でした。
この作品のヒットですぐに続編のスピードポスターも劇場に貼られていましたが、実現しませんでした。
国を失った日本民族その後の物語になる予定でした。原作の小説も最後に第1部完と締めくくられていましたがこちらも第2部は発表されていません。
最近発売されているコミックの太陽の黙示録(かわぐちかいじ)は大地震で日本が2つに分断され、他の国に移住した日本人移民を描いていますが、もし日本沈没の続編が製作されていたらこのような内容になっていたのかもしれません。

映画の中盤主人公小野寺の母親の葬式のあと小野寺と小野寺の兄(新田昌玄)が精進落としでふぐを食べるシーンがあります。関西では関東ほどふぐは高価ではないそうですが、この場面でも普通の居酒屋のような店でした。
ふぐのなべを前にすでに日本酒の銚子が5.6本、ビールを飲んだ空のグラスもテーブルにありました。この兄弟結構酒豪のようです。もっともその後の小野寺は千鳥足で大阪の町をさまよっていましたが。

以前スーパーでふぐ鍋用のパック¥1000なりというものが売られていて、くさってもふぐだと思い、2パック購入、自宅でふぐちりを作ったのですが、、、、ぱさぱさしてひどい味でした。あれなら、鱈ちりのほうがましでした。

ふぐちりも、ふぐさしも良いですが私はひれ酒が一番と思っています。
アメリカ人の知り合いにこれをおしえたら、信じられないと言ってました。
熱い酒でさえなじみが無いのに、その中に魚のひれの焼いたのが入ってるのですからね。
でもこんなに美味しいもの飲めないなんて、かわいそうに、、、

※①日本沈没の後に東宝で製作されたパニック映画は、ノストラダムスの大予言、エスパイ、東京湾炎上、地震列島、首都消失、角川映画では復活の日、東映で新幹線大爆破などがありました。
※②わだつみのモデルになった実在する潜水艇しんかい2000でさえ潜行深度2000メートルでした。

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